昨年末に引越しをしたのですが、その際に急須を割ってしまいそのまま日本茶用の急須無しの生活を送っていました。
日本茶も紅茶用のティーポットを使って。
家に遊びに来た私の実母(静岡生まれ静岡育ち静岡在住)に流石に叱られまして。。。 ;
いえ、急須を買わないつもりでは全くなかったのです。
ただ、40も半ばを過ぎ、
身の廻りで日々生活を共にするもの達は、本当に気に入った納得のいくものをきちんと選んでいこう と 思う様になったのです。
で、半年かけ納得した逸品が 少し前に我が家にやって来ました。
このたたずまい 何度見ても うっとり 。。。
南部鉄で出来た急須です。多くは生産できないらしく、これだ!と思った時には在庫がなく、待ちました。。。心待ちに待つ気持ち、よーく解りました。。。
フランス紅茶のお店なのですが、私は日本茶用に使います。
注ぎ口の下にも文様が在ります。
悩みに悩んでこの形の白を選びましたが、形も模様もいろいろなヴァリエーションがありますし、色もヴィヴィットなフーシャピンクやスカイブルーやイエローなどなど・・・とてもおしゃれなのです。
フランスで火が付いて、逆輸入的に今ふつふつと人気の様です。機能的で、美しく、静かにものを語る。とても素晴らしい日本伝統の手仕事が少しドレスアップして世界で認められている。
ひとつひとつきちんと作られたものは、受け取りてにも確実に伝わります。扱い方には少し気を遣うところも在るけれど、その心得も含め ものを愛すということです。アフターメンテナンスも万全で、薄い色だったら濃い色への塗装仕上げ直しもして頂ける様です。こんなところも手仕事ならではのいいところ。
ものとは出会い。こんな風に、大切で愛おしいものが ひとつづつ増えていったらいいな と 思います。そして、こんなものづくりができる人でありたいな と 思います。
✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎ ✳︎
来週、ひとつお知らせがあります。是非覗きにいらしてくださいませ!
。