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さて、本日は、こちらもご質問の多いフエルトドッグのコートカラーにつきまして。





ワンちゃん達のコートは、単一のカラーに見える子でも実に複雑な色見を持っています。

mecallのフエルトドッグ達のコートも様々な色味や毛質のものをミックスして、
モデルのワンちゃんにもっとも近づけられる様に試行錯誤を繰り返しています。



今回 “ブルー&タン”という、めずらしいコートカラーのチワワちゃんの制作をしておりますので、
この子のお色の出し方を少しだけご紹介させて頂きますネ。








“ブルー” と云う、グレイにニュアンスが加わった様な神秘的なお色。

お送り頂いたモデルのワンちゃんの実際のコートを参考に、今回はこれだけの色をチョイスしました。
(下の画像は使っている色を並べただけで、各々の色の分量は調整します)





f0170352_1564874.jpg






一見で、“グレイ”風にとらえられる色でも、これだけ沢山(もしくはそれ以上)の色が隠れています。



それは、白であっても、黒であっても、みんな同じ。
必ず、単色ではなく、様々な色を含んでいるのです。



この色目のチョイスは、まさに長年の “カン” です。

私は、もともと油彩画の出身なのですが、
こんな時 (長く色を研究して来て良かったな。。。) なんて、思うのです。。。 (笑)










これを “ハンドカーダー” と云う、大きめのスリッカーブラシの様なものに並べて





f0170352_151425100.jpg










2本のカーダーを合わせて梳かす様にして、まんべんなく混ぜていきます。






f0170352_15153837.jpg









全体の色味を確認しながら、色を足したりしつつ、均一に混ぜていき・・・












出来上がった色がコチラです。






f0170352_15185371.jpg






左が、混色してつくったもの。
右が、モデルのワンちゃんの実際のコート。

だいぶ近いお色が出せました ^^ 。







今回は単一品種羊毛を染色したものを何種か混ぜていますが、
ワンちゃんのコートの質感によって、多品種の羊毛を使ったり、
山羊(モヘア)やアルパカ、蚕(シルク)、コットン、ウサギ(アンゴラ) 等を混ぜる場合も在ります。

ワンちゃん自身のコートを使う場合は、
こちらをベースに使用して殆どを作成し、最終段階で実際のワンちゃんのコートで仕上げていきます。


ただ、フエルトとは毛同士の絡まりのみで形作られているので
フエルトドッグに使用出来るワンちゃんのコートは、長毛種の一部のワンちゃんに限られてきます。


例えば、
スムースコートの様に毛に絡みの分の余白が無い短毛種や、ワイヤーヘアーの様に非常に張りの在る毛は、
フエルトドッグの仕上げに植え込む事は出来ません。

でも、表面ではなくてもボディの中におさめたり、
ダブルコートのワンちゃんでしたら柔らかいアンダーコートを活用したりと、色々と案はございます。
ワンちゃんご自身のコートをフエルトドッグに生かしたいと考えておられる方はどうぞご相談くださいネ^^






                    ☆







さて、
お洗濯・調色とご紹介してまいりました気になるコチラのワンちゃん達。

制作は既に仕上げ段階に入っており、もうすぐご納品の予定です。

週末までには完成した可愛いお姿もご紹介出来るかな。。。




お楽しみに!




                * 若干字数多めな今回の記事でした ^^; *
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by mecall | 2009-06-08 16:02 | felt dog
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ゆららかなる日々・・・


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